今日は、早朝6時に琵琶湖岸で地区の送り火がありました。
この催しが終わるといよいよ秋の訪れです。
今年の夏も、九州で大雨による大災害があり多くの人が被害にあわれました。
幸いにも私たちのところでは災害につながるような大雨はありませんでしたが、背後には急峻な比良山系があり、大雨が降れば災害の危険があります。
特に、気になるのは1970年代から80年代に行われた造林公社による拡大造林です。
広葉樹林を切り倒し、杉やヒノキを植林したツケは経済的な損失にとどまらず、
治山という大切な役割も失ってしまいました。
九州の災害でも、皮のむけた大量の木材は杉とヒノキでしたが、
被害を大きくした要因の一つと感じました。
目先の経済優先がもたらす結果は、人災であり同じ過ちを繰り返すと言わざるを得ません。